Factory
Z e r o E m i s s i o n

SDGsへの取り組み

焼却灰の資源化企業として社会と環境に貢献する

当社は世界でも稀有なごみ焼却灰の100% 再資源化企業として、
灰減容化により社会問題となっている埋立地ひっ迫や自治体災害BCP等に対応し、
灰無害化・資源循環利用により地球環境負荷低減に貢献してまいります。

持続可能な開発目標(SDGs:Sustainable Development Goals)とは、 2015年9月の国連サミットで加盟国の全会一致で採択された、世界的な優先課題およびあるべき姿を定めた世界共通の目標です。
17のゴール・169のターゲットから構成されており、地球上の誰一人として取り残さないことを誓っています。

重要課題(マテリアリティ)と目標

省エネ・CO2削減

当社は、製鉄設備を転用し焼却灰の減容化・無害化処理に適合させた技術をもとに、よりエネルギー効率の良い操業を実現し、将来的には再生可能エネルギー由来の電力使用比率を高め、CO2排出量削減及び化石燃料使用量削減に努めます。

品質向上・環境負荷低減

当社は、焼却施設で排出される焼却灰、工場などから排出される廃棄物の全量資源化を今後も継続してまいります。
当社工場で製造される再生品のうち、溶融還元石は公共インフラ整備や民間建築に活用し、天然石掘削量削減による環境負荷低減と安心・安全な「まちづくり」に貢献します。
溶融メタル・亜鉛・鉛原料・磁選鉄等の再生品(回収金属資源)製造では天然鉱物掘削量削減による環境負荷低減と金属資源の循環利用を実現します、そして技術革新を通じ、更なる処理の環境負荷低減と再生品の品質向上に努めます。

地域貢献

名古屋市主催の「環境デーなごや」や「なごや環境大学」等の参加や地域開催の伝統行事への協賛を通じ、地域の環境啓発やコミュニケーション活性化を支援する活動を積極的に行ってまいります。

働きやすい環境つくり

社会インフラを支える事業を継続して行うため、働き続ける環境つくり、工場作業のストレス軽減等、作業環境改善・業務負荷軽減を継続的に行います。

品質・環境方針

Ⅰ.基本理念
当社は廃棄物から再資源化物を製造するゼロエミッションの事業を通じ、企業としての社会的責任を遂行するとともに、品質・環境の維持・向上に不断の努力を行うことを基本理念とする。
Ⅱ.行動指針
  1. 1.当社の事業活動、製品及びサービス(以下 事業活動等)に関わる品質や環境側面を常に認識し、環境汚染を予防するとともに、パフォーマンス向上のため品質・環境マネジメントシステムの継続的改善を図る
  2. 2.事業活動等に関わる関連法令等要求事項を順守する
  3. 3.事業活動等に関わる以下の事項を重点課題として取り組む
    • (ア)環境保護や生物多様性を考慮し、廃棄物の再資源化(溶融還元石、溶融メタル、亜鉛・鉛原料等の製造)を通じてゼロエミッションの推進を図る
    • (イ)製品の品質を確実に保ち、向上に努める
    • (ウ)廃棄物の持続的処理実施のため、製品(特に溶融還元石)の在庫の適正化に努める
    • (エ)温暖化ガスの排出量抑制のため、利用資源である電力、燃料等資源の使用目標値を定め、環境負荷低減を図る
    • (オ)職場作業環境の維持向上のため、整理・整頓・清掃・清潔・躾の5S活動の徹底を図る
  4. 4.この方針の達成のため、品質・環境目標を設定し実行するとともに、継続的改善に向けて定期的に見直し、全従業員に周知し、全従業員をあげて品質・環境管理活動を推進する
  5. 5.この品質・環境方針は、一般の人が入手可能とする
2023年1月5日
中部リサイクル株式会社
代表取締役社長 今井 孝治

組織単位:当社組織図に示す全ての範囲
物理的境界:当社所在地(名古屋市港区昭和町18番地内の当社事業地内)
当社事業範囲:焼却灰等の溶融・脱塩事業等で、許可された業の範囲
当社製品範囲:溶融還元石、溶融メタル、亜鉛・鉛原料、磁選メタル