Factory
Z e r o E m i s s i o n

代表挨拶

ゼロエミッションファクトリーの
実現に向けて

中部リサイクル株式会社は1999年の創業以来、
「Zero Emission Factory」の実現を企業理念に掲げ、
お客様である廃棄物処理施設から発生した焼却灰を
溶融処理により無害化して再製品化する事業展開を行って参りました。

1937年に操業した製鉄会社が長年培ってきた
銑鉄・フェロシリコン製錬の技術を生かし、
さらに脱塩処理の技術を組み合わせながら、
焼却灰からの資源化用途に最適化された技術へと進化を続け、
再生製品である「溶融還元石(CRストーン)」は川や道路等の建設資材として、
溶融メタルは金・銀・銅などの有用金属原料として、
さらに溶融飛灰は亜鉛・鉛の原料として再資源化し、
資源循環社会に幅広く貢献しています。

金・銀・銅などの非鉄金属を焼却灰リサイクルで回収した場合の環境負荷やコストは、金属鉱山の採掘からの場合に比べて大幅に低いことが分かっています。

資源小国である日本にとって、埋蔵量に限りのある資源を廃棄物から積極的に回収することは社会的にも意義のあることです。
また当社の地道な省エネルギー活動が認められ、
「2020年度省エネ大賞 中小企業庁長官賞」を頂くことが出来ました。

「Zero Emission Factory」の当社理念を通じて廃棄物を安全・安心な方法で再資源化し、循環型社会の実現と地球環境保全に着実に貢献して参ります。
20年以上にわたる実績とお客様をはじめとするステークホルダーの皆様からの信頼に支えられ、今があることに感謝しつつ、これからの時代に向け、今後とも一層のご支援を賜りますようお願い申し上げます。

代表取締役社長今井 孝治